宇宙兄弟

宇宙兄弟

2021年7月24日

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「宇宙兄弟」小山宙哉 講談社

おちびが、マンガ好きの友だちと、「のだめカンタービレ」と「宇宙兄弟」の貸し合いっこしよう、ということになりまして。のだめは、本当は親の蔵書なので、貸してもいいかと相談があり、まあ、宇宙兄弟と交換ならよろし、と許可を出した次第であります。

山の上の中学に通っているおちびは、山の中腹に家があり、マンガを交換する相手は、山の麓に家がある。というわけで、部活が終わってから、本を抱えて坂を降り、本を抱えて登って帰ってきたおちび。重いから、十巻ずつ交換した、というのだけど、それって、嫌な予感。

案の定、わたくし、十巻一気読みでございます。この続き、どうなるのーっ!なんで全巻借りてこないのよーっ!!!

寝室に本を積み上げて、リビングで読んだ私。いや、そんな広い家じゃございませんが、1冊読み終えると、小走りで次を取りに行ってしまう。「なにをそんなにあわてるんだ?」と夫。いや、急がないと、酸素が・・・って、そんなこと言っても、通じないよなー。早くしないと窒息しちゃいそうで、慌ててしまいましたわ、私。これ、読んだ人ならわかると思うけど。

宇宙兄弟は、千原兄弟の話じゃないか、とふと思う私はばか?だって、出来のいい弟と、ちょっと残念な兄の話なんだもの。そんでもって、ジュニア様が以前の話されていたとあるエピソードが、実はある場面にさり気なく出てきているしさ・・・。

登場人物も、『もやしもん』のケンドーコバヤシみたいに、綾戸智恵やら向井万起男やら、松本人志やら、いろいろじつはいるみたいですしね。

うーむ、これ、すごく面白いです。続きが読みたい。すばらしい。

2012/10/21