沖縄旅行記7

沖縄旅行記7

2021年7月24日

さて、最終日です。
朝食を終えて、部屋で荷造りをします。すぐ使うもの以外は大きなトランクに詰め込み、手持ちのリュックは軽く、最低限のものを入れます。

チェックアウトまでには未だ時間があるので、のんびりとテレビを見ます。NHKの「あさイチ!」という番組、イノッチと有働アナウンサーの肩の力の抜けっぷりがなかなかで、「ムダ毛処理」なんてディープなテーマなのに、おちびががっつり楽しんでいました。沖縄まで来て、朝の情報番組って・・・とも思いつつ、こんな時間もめったにないなあ、と。

さて、出発です。夫にチェックアウトを任せて、私とおちびはトランクの発送手続きを担当したのですが、売店で、もう別フロアで手続きして、と言われ、エレベーターに乗り、移動したら、ここではできないと言われ。

家から発送する時に往復便で手配していたのですが、その売店で扱っている運送業者がちがったのですね。結局、ベルキャプテンに頼むのが正解でした。ふう。あちこち放浪しちまったぜ。

タクシーで、今度は那覇市内のDFSを目指します。なんで沖縄にDFS?と疑問なんですが、旅行を手配したときに、一人につき1500円のDFSお買い物券がプレゼントされたんです。プレゼントと言ったって、結局、旅行費用に入ってるんでしょうけどね。四人分で6000円だし、お買い物好きのおちびがウズウズしてるから、一応覗いてみようというわけです。

思ったよりもDFSは遠く、おちびが車酔いしてしまいました。ずっと米軍基地の横を走り続けて、その広さがよくわかります。

やっと到着。DFSは新しくて広くて、海外に来たみたい。でも、ブランド物に全然興味のない我々は、すぐにローカルコーナーへ。おみやげ品を見たのですが、どれもずいぶんと高い。これ、街中に出たら、半分くらいの値段でしょう。と思ったら、同じフロアにswatchが。おちびが前から腕時計を欲しがっていたので、見てみます。おちびがいま持っている腕時計は、新潮社のyondaくんの景品なんですね。眺めていたら、虹色の可愛い時計が手頃な値段だったので、それを買って、商品券はなくなりました。

そこから、今度はモノレールに乗って牧志へ。おなかがすいたので、第一牧志公設市場へ向かいます。ここの二階の食堂は、沖縄らしさに満ち満ちているのです。アーサー汁やフーチャンプルー、海ぶどう、もずく、沖縄味噌汁などを頼みます。夢中で食べて、途中で写真を取るのに気づいたので、これだけね。

札幌の北のグルメ亭みたいに、芸能人の色紙がたくさん貼ってありました。

市場の一階は、新鮮な海の幸がいっぱいでした。本当は一階で食材を選んで二階に持って行くと、それを料理してもらえるんですけど、選ぶ余裕もないほど飢えていたので、それができなかったんです。残念だわ。

そこから、今度は国際通りを歩きます。国際通りは、おみやげ屋さんがいっぱい。こういうのが大好きなおちびはごきげん。我々夫婦は、暑さにふうふう言いながら、時々お店のクーラーで涼みます。歩いて行くと、「国際通りで一番安い店」があったので、ほほう、と思っていたら、程なく「那覇で一番安い店」が登場、さらには「沖縄で一番安い店」までありました。さて、一番安かったのは、どこのお店なんでしょう。

国際通りを端から端まで歩き(途中でやめればよかったと暑さに後悔し、)そこからモノレールで空港へ向かいました。空港でさらにおみやげを幾つか発送し、機内で食べるお弁当を購入、そして飛行機に乗って、長い旅は終わりました。

ところで、一週間雨続きという週間予報は見事に外れ、ずっと良いお天気でした。しかも、海上には2つの台風が鎮座ましましていたのに、まるでモーゼの出エジプト記のように、沖縄を挟んで真っ二つに逃げていき、沖縄だけは晴れ渡っていたのでした。やっぱり日頃の行いのいい晴れ男のおかげだったのでしょうか・・・。

2011/9/21