札幌へ

バックギャモンの札幌オープンにかこつけて、札幌に行ってきました。当初の予定だと、息子が帰省出来ないってんで、じゃあ、こっちから押しかけてやろうということだったんですが、やっぱ、帰れるって、チケットを押さえてからいわれて、なんだ、大出費だわ、とこぼしつつ、やっぱり札幌へは行ったのでした。

街にクーラーが入ってるみたい。スイッチはどこだあ!と思うくらい、涼しい。夕方は、一枚上着を羽織りたい。それにしても、息子の部屋は、駅から徒歩五分かそこらって、なんて便利なの!!

ギャモンの大会では、今まで楽器や受験に溺れて、ろくに参加できなかった息子が、久々に良い成績を収めたり、夫が北海道から毎月おいしいモノが届けられる試合や、ワインやお酒が当たる試合で勝ったりして、なかなか得るところ大でした。

私とおちびは、大会には参加せず、羊が丘に遊びに行って、クラークさんと戯れたり、羊や花を眺めたりしてたんですが。

それから、旭山動物園にも行きました。
小さくて、動物の数も種類も少ないけれど、いかに動物を見せるか、楽しませるか、という工夫はやはりすごいものがありました。あべ弘士さんの功績は大きいでしょうね。
しかし、あのテンションを保っていくのは、飼育員さんたちも、大変かもしれません。

エゾシカの飼育員さんが「メガネを取ったら千原ジュニアにそっくりと言われる」と自己紹介しているので、思わず走っていってしまったら、似てなかった!!おまけに、やたらうっとおしいジョークを連発するヤツだった・・・のが、ちょっと許せなかったですが。

モグモグタイムという、えさをやる時間がショー仕立てになっているのには感心しました。オランウータンの綱渡りが見たかったのですが、あまりに暑くて、ウータン君はひたすらじっとしていましたとさ。残念。

行きは普通の特急電車だったのですが、帰りは、「旭山動物園号」という特別列車。これがもう・・・夫に言わせりゃ、行きの方が数倍、快適。でも、おちびは大興奮。四両列車なんですが、外も中もべたべたに隙なくペインティングされていて、動物だらけ。背もたれシートも、床も、天井もさまざまな動物があふれていて、しかも、各車両にハグハグシートといって、動物を模した席がふたつずつあって、そこで記念写真を撮れるんですね。四両あるから、八種類の動物のおひざに乗って、写真撮影。最後尾車両はカーペット敷きで、各種スタンプも押せて、いろんな資料も置いてあって、また、乗務員が各車両で動物クイズをやったり、乗車証明書を発行したり。

結果として、ずうっとやかましいし、通路を子どもたちが走り回って、肘をぶつけてきたりするし、落ち着かないこと、落ち着かないこと。大人が乗る列車じゃないです。が、チョー楽しかった、とおちびは大満足でございました。

この動物園行きの間に、息子が最後の授業を無事終わらせて、昨日、揃って帰宅いたしました。死ぬほど暑い関西地方。すっかり北海道の人となっていた息子は、「なんだこれは!!」とわめいております。

寿司もジンギスカンもラーメンも食ったぞ!!ビールも飲んだぞ!というわけで、今日から、また、いつもの毎日に戻りましょう。

2009/8/12