ベトナム旅行記(その7)

ベトナム旅行記(その7)

2021年7月24日

最終日だ。庭にはきれいな蓮の花が咲いている。

今日は夕方からのホテルのガイドツアーしかない。朝、例によってフォーを食べる。なんだか疲れが残っていて、あんまり食欲がない。暑くなる前に出かけようか、ということになる。我々のお決まり、どこへ行っても必ず行きたいスーパーマーケットへお買い物である。ガイドブックでホテル近くのスーパーを見つけたので、そこまで歩いていくことにしたのだ。

本当は有名なドンスアン市場とかに行きたかったのだが、我々の体力がそこまで残っていないと判断。残念だけど、小さな普通のスーパーを目指す。

地図を見ながら、店を目指す。今日は日曜日だから、そんなに交通量は多くないのだが、とにかく道路を横断するのが至難の業である。人が通ろうとしているとわかっていて、絶対に彼らは止まらない。というか、こっちめがけて近づいてくるのである。ゆっくりゆっくり、バイクとバイクの間をすり抜けながら横断する。道路ひとつを横断する度に、一年分くらい寿命が縮む。十歳分くらい老け込んだ頃に、フィビマートというスーパーに到着。入り口は、わかりにくくなっている。


入り口で、警備のお姉さんに止められる。夫のリュックのチャックを固定バンドで止められ、ポケットに入っていた水のペットボトルを預かられる。万引防止策ね。

小さなスーパーだが、家電製品から、衣料品から、日用品から、食料から、何でも揃っている。真ん中のカウンターでナタを奮って大きな肉塊を切り身に分けているお姉さんもいる。

ドライフルーツやスイートチリソースやベトナム製のワインなどを購入。結構日本製品も置いてあった。

スーパーを出て、公園の方へ向かう。学校の前を通る。日曜日だから今日はお休みだ。


ベトナムの国立学校は午前と午後の二部制だそうだ。校舎が足りないからね、と説明された。私立学校は一日授業なんだそうだ。

公園では、ローラースケートの練習をしている人がいる。お祭りでも、足に車輪のついている人が大勢いた。流行ってるんだなあ。


ホアンキエム湖畔では、大勢の若者が音楽に合わせて踊っている。昔の原宿の竹の子族みたいなものかな。


街の広告には、こんなものも見かけた。


サークルK発見。地味だ。


道に止まっていたシクロ。結局乗らなかったなあ。

最後に、初日に買いはぐったコーヒー屋さんに寄って、薫り高いジャコウネコのコーヒー豆を買った。店の奥で店員さんがタッパーに入ったフォーを熱心に食べているのが見えた。

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2019/9/21