読書

朔が満ちる

42 窪美澄 朝日新聞出版 この作者の作品を、私は好きだったり嫌いだったりする。ということは以前にも書いた。で、この本はというと、胸に迫る、苦しい、でも読んで…

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名著の話 僕とカフカのひきこもり

41 伊集院光 KADOKAWA NHKのEテレで「100分de名著」という番組をやっている。世界の名著とされる作品についてアナウンサーがざっと解説をしたり、…

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小説8050

40 林真理子 新潮社 8050問題。子が親を介護するどころか、80歳の親が50歳の子供の生活を支えている構図を指すという。もともと引きこもりは若者の問題とさ…

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おかあさんの扉11 アイドルを探せ

38 伊藤理佐 オレンジページ 昨年末に10巻を読んだ。あー子ちゃん、大きくなったなあと嘆息してたら、もう六年生、最上級生じゃないか。なんと新調も理佐おかあさ…

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世界史の新常識

36 文芸春秋編 上の息子が赤ん坊のころからのママ友が教えてくれた本。世界史と言えば、全くの世界史音痴だった私が、娘が高校生の時に教科書を借りて勉強しなおした…

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サザエさんの〈昭和〉

35 鶴見俊輔 齋藤愼爾 編 柏書房 なぜこの本を読むことになったかというと、まず、「人間晩年図鑑1990~1992」に長谷川町子の晩年が載っていたからである…

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昭和を語る 鶴見俊輔座談

34 晶文社 鶴見俊輔を読むのは「敗北力」以来だろうか。私はこの哲学者を信頼している。だが、いまさら昭和について語った対談なぞを読んでどれだけ意味があるのだろ…

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アノニム

33 原田マハ KADOKAWA 舞台は香港。ジャクソン・ポロックの幻の新作が闇の美術コレクターの手に渡らないように暗躍する義賊的な窃盗集団の話。それに、天才…