断薬記

65 「断薬記 私がうつ病の薬をやめた理由」上原善広 新潮社 「一投に賭ける」以来の上原善広である。大宅壮一ノンフィクション賞を始めとして様々な賞を受賞してい…

義足と歩む

66 「義足と歩む ルワンダに生きる日本人義肢装具士」松島恵利子 汐文社   夫から勧められた本。夫は椎名誠からの情報で知ったという。ルワン…

交通誘導員ヨレヨレ日記

83 「交通誘導員ヨレヨレ日記」柏耕一 三五館シンシャ   工事現場で、警備員の制服を着て交通誘導や歩行者の案内をする人が、交通誘導警備員で…

本当の貧困の話をしよう

29 「本当の貧困の話をしよう」石井光太 文藝春秋 私はお金に困ったことがない。明日食べるものの心配をしたり、行きたい学校に行けなくて困ったり、雨露を凌ぐ場所…

叛逆老人は死なず

31 「叛逆老人は死なず」鎌田慧 岩波書店   引っ越しましたよ、はい。疲れました。若い頃は、2日もあれば完璧に仕上げたのになあ。もう、疲れ…

虐待された少年はなぜ、事件を起こしたのか

32 「虐待された少年はなぜ、事件を起こしたのか」 石井光太 平凡社 「本当の貧困の話をしよう」の石井光太である。内容は「ケーキの切れない少年たち」ともやや共…

人生最後のご馳走

38 「人生最後のご馳走 淀川キリスト教病院ホスピス・こどもホスピス病院のリクエスト食」 青山ゆみこ 幻冬舎 「ほんのちょっと当事者」の青山ゆみこである。この…

そばですよ

1 「そばですよ 立ちそばの世界」 平松洋子 本の雑誌社   そばが好きである。最近は、週末ごとに鴨せいろか鶏南蛮を作って食べている。食べ続…

つけびの村

173 「つけびの村 噂が5人を殺したのか?」高橋ユキ 晶文社 思てたんとちゃう。と読み終えて思った。私が勝手に期待していたのと違う内容だっただけなのだが。以…

森瑤子の帽子

181 「森瑤子の帽子」島崎今日子 幻冬舎 「安井かずみがいた時代」の島崎今日子である。この作品にも、安井かずみが登場する。 私が若い頃、一世を風靡した森瑤子…