まくらの森の満開の下

105 春風亭一之輔 朝日新聞出版 この方、お亡くなりになった円楽師匠の後継で「笑点」メンバーとなったそうです。知らなかった。笑点、ほとんど見ませんので。 こ…

みんな元気だ

97 椎名誠・文 和田誠・絵 文化出版局 これも「モトムラタツヒコの読書の絵日記」が元で夫が図書館から借りた本。同じ本を読んでも、借りようと考える本は微妙に違…

忍びの滋賀 いつも京都の日陰で

59 姫野カオルコ 小学館新書 信頼の姫野カオルコのエッセイ集。というか、滋賀県応援の一冊。文体としては、「ケーキ嫌い」に近い。つまり、世の中へある種の異議申…

グレさんぽ コロナとか養蜂とか京都とか

36 グレゴリ青山 小学館 久しぶりのグレさんぽ。「猫とかキモノとか京都とか」以来だわ。コロナ禍でもグレちゃんの住む亀岡はわりに穏やかに暮らしていたみたい。目…

無人島のふたり

35 山本文緒 新潮社 「そして私は一人になった」以来の山本文緒。「自転しながら公転する」がすごくよかったのに、そう思っていたら、山本文緒さんは亡くなってしま…

ヘルシンキ生活の練習

34 朴沙羅 筑摩書房 「言葉を失ったあとで」を教えてくれた大学の同級生のもうひとつのおすすめ本がこれ。なんというか、すごい本を読んだなあという読後感である。…

将棋指し腹のうち

32 先崎学 文芸春秋 「うつ病九段」の先崎学氏の本。お元気そうでよかった。前にも書いたが、先崎氏とはバックギャモンの大会でお会いしたことがある。この本にたび…

ずぶ六の四季

24 大竹聡 本の雑誌社 酒飲みが、酒の飲み方について書いた本。少し飲むのは得意じゃなくて、飲むならたくさん、と言ってはばからない作者。これはもうアルコール依…

ケーキ嫌い

16 姫野カオルコ 光文社 「リアル・シンデレラ」の姫野カオルコである。何冊か読んでどんどん好きになる作家。この本は小説じゃなくてエッセイなのだが、もう、共感…

遠慮深いうたた寝

10 小川洋子 河出書房新社 「掌に眠る舞台」以来の小川洋子。これは小説じゃなくてエッセイなので、小説の中では摩訶不思議な世界が広がる小川洋子さんも、さすがに…