夜明けを待つ

2 佐々涼子 集英社インターナショナル 図書館から夫が借りてきて「つらい本だったが、今年のベストに入るかも」と言っていた。高野秀行が勧めていたらしい。なるほど…

本の栞にぶら下がる

178 斎藤真理子 岩波書店 韓国文学翻訳者による読書エッセイ集。旅のお供本が足りなくなって、夫から借りたのだけど、とても良い本であった。夫が「サワキが喜びそ…

生きてく工夫

167 南伸坊 春陽堂書店 南伸坊を読むのは久しぶりだ。調べたら2018年以来であった。「オレって老人?」なんて本もあったっけ。これは2017年だから、さらに…

いつか見た青空は

154 中野翠 毎日新聞出版 中野翠のサンデー毎日連載「満月雑記帳」一年分をまとめた本。毎年、一冊になってから去年の分をまとめて読むのが習慣になっている。リア…

豆腐屋の四季

138 松下竜一 講談社 モトムラタツヒコさんがTwitter(とは言わないのか、最近は)で取り上げていたのに興味を持って読んでみた。松下竜一という名は何とな…

好きになってしまいました。

136 三浦しをん 大和書房 三浦しをんの小説は、深く力強く素晴らしい。というのに、エッセイを読むと、この人の日常はとんでもない。それを知らされたのが、思えば…

日本エッセイ小史

111 酒井順子 講談社 エッセイが好きだ。軽く読めるということもあるのだが、日常的な、実際にあったこと、それを通じて何を感じたかを教えてもらうのが好きなのだ…

ポンコツ一家

109 にしおかすみこ 講談社 ボンデージファッションで「にしおか~、すみこだよ~!…ってのは、どこのどいつだ~い?あたしだよっ!!」という持ちネタの芸人、に…

まくらの森の満開の下

105 春風亭一之輔 朝日新聞出版 この方、お亡くなりになった円楽師匠の後継で「笑点」メンバーとなったそうです。知らなかった。笑点、ほとんど見ませんので。 こ…

みんな元気だ

97 椎名誠・文 和田誠・絵 文化出版局 これも「モトムラタツヒコの読書の絵日記」が元で夫が図書館から借りた本。同じ本を読んでも、借りようと考える本は微妙に違…