北欧旅行記 その2

北欧旅行記 その2

2023年8月6日

羽田から14時間ほどのフライトでヘルシンキ、そこから1時間でストックホルムのアーランダ空港到着。待ち合わせの場所に行ったが、お迎えに来てくれるはずのヨルゲンさん(バックギャモン世界チャンピオン三回保持者!)が来ていないので、若干焦る。うろうろ探し回っているうちに、ご本人登場。ああよかった。車で会場ホテルまで送ってくれる。その車がテスラとかいう最新式の機種らしく、ハンドルのそばにかっこいい画面がでんとましましている。車に興味がない私にはよくわからないが、夫は興奮してあれこれ質問している。自動操縦もできると手を離してみせてくれたりした。

会場ホテルはストックホルム中心部からは少し離れた住宅街の中。地下鉄工事なども行われており、開発中の地域らしい。ギャモンの大会は明日からなので、部屋に落ち着いてから、散歩に出る。すぐ近くに大きなショッピングセンターがあった。ここにスーパーマーケットからフードコート、衣類、雑貨、本屋、おもちゃ屋、スポーツ用品店など何でも揃っている。大柄な北欧人のレストランの料理は我々には量が多すぎることが多いため、ランチはたいていここのスーパーやフードコートのお世話になっていた。

ここから五日間、バックギャモンのスウェーデンオープンに夫が参加。私もサイドイベントの1ポイントマッチや夫と組んでのダブルスなどには参加したが、すぐ敗退。でも、いいの。夫が頑張っている間に、だらだらと部屋で読書三昧、旅の疲れを取りながら北欧時間に順応していくのもなかなか良いものであった。

ギャモンの試合は午後から始まるので、朝食の後は二人でゆっくり散歩。少し歩くと海辺に出たり、林があったりして気持ちがいい。

公園には、日本では見かけないような遊具があって楽しい。

なんと、これはゴミ置き場なのであった。壁画が魔夜峰央ふうで面白い。

ギャモンの大会成績は、いまひとつぱっとしないものであった。勝てば、スウェーデンらしくダーラナホースのトロフィーがもらえるはずだったのに。ちっちゃいのでいいから、ひとつは持ち帰りたかったなあ。まあ、残念だけど、夫はギャモンを堪能したみたいだし、ジブラルタルの大会でお会いした人たちにも再会できたし、楽しい時間が過ごせました。さあ、明日から観光だ。

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