沖縄旅行記2

沖縄旅行記2

2021年7月24日

朝、ばたばたと出発。わりときっちり時間を取ったつもりが、かなり早く空港につく。ねぼすけの息子が、それなら、もっと寝てれば良かった、とぶつぶつ。四人並びの席で搭乗。

機内では落語を聞くのが定番なんだけど、今月は桂米丸。あんまり好みじゃないんだよね・・・あともう一人は柳家二三。聞くとはなしに、イヤホンつけたまま、爆睡。気がついたら、到着してました。

11時チョイ過ぎ那覇到着。一時間後のバスに乗る予定なので、すぐに空港で沖縄そばを食べる。味は、まあまあ。バス乗り場を確認しようとするんだけど、空港受付のどこに聞いても、「たぶん、このあたりでしょう」しか言ってくれない。テーゲーだなあ。

水槽の近くで待ってれば、何とかなります、と言われたとおり、時間が近づいたら、係員らしき人がいつの間にか現れて、チェックしてくれます。バスに乗るのは我が家と、もう一家族だけ。どんなにちっちゃなバスだろう、と思ったら、大型観光バスでした。乗客七人で、うーん、贅沢。これで、美ら海水族館を目指します。

旅行社で最初から行きだけを予約していたのに、ガイドさんが、帰りの時間を説明します。うちは帰りは乗りません、と言ったら、同乗のもう一家族が、うちも行きだけでーす、って。あら、そうなんですか、とガイドさん。テーゲーだなあ。

(テーゲーとは、沖縄的ライフスタイルのこと。適当、だいたい、程々、って意味です。私、好きだわー。)

バス内で、またまた、爆睡、気がついたら到着です。バス降り場から水族館までしばらく歩きます、とのこと。まず、近くの総合受付に入って、コインロッカーに荷物を入れます。(大きな荷物はホテルに前もって送ってありますが、我々全員、リュックを背負ってました。)

ここで、うっかり傘やら帽子を入れてしまったのが大失敗。事前にリサーチした結果、沖縄は雨や曇りが続くはずだったし、現にこの時点では薄曇りだったので油断してました。これ以降、一気にピーカン晴れとなり、我々は日差しにジリジリと焼け尽くされることになります・・・・。

総合受付から、のんびり歩いて、水族館へ。水族館は、程々に混んでいますが、なかなか面白い場所です。こういう場所に来ると、ものすごくじっくり説明を読み、しみじみ展示を見る息子に付き合っていると、いつまでも進めません。夫と私は、自分たちのペースでどんどん進みますが、おちびはお兄につく、というので、夫婦と子供たちの二班に別れます。

噂には聴いていましたが、巨大水槽の迫力は素晴らしいものでした。

ハブクラゲがとても美しくて感動しました。

途中、別の場所にあるオキちゃん劇場で、イルカのショーが始まるというので、子どもたちと合流、水族館を一旦、出ました。オキちゃん劇場は、日除け屋根があるのですが、日の傾きの関係で、強烈な日差しの照りつける席があって、そこだけあいています。最初は座ってみたのですが、あまりの暑さに耐えられず、日陰になっている立見席へ移動しました。

イルカのショーは割によくあるパターンでしたが、最後に水を盛大にかけるオプションがあって、希望する人は、おもいっきりイルカのオキちゃんに水をかけてもらっていました。
「なんだか切なくなっちゃうんだよな・・」と息子は言っていました。そうです。海で捕獲され、人間の餌をもらって、芸をして喝采を浴びるイルカを見るのって、ちょっと切ないです。

ショーが終わって、子供たちは水族館見物の続きにかかり、もう見終えていた私たちは、巨大水槽を目の前にできるカフェで、うっとりと水槽を見ながら時間を潰しました。

水族館を堪能したあと、当初の予定では、近くの蕎麦屋を訪ねる予定でしたが、電話で問い合わせたら今日の麺はもう終わっちゃってるって。がっかり。では、と沖縄料理の「おかめ」に電話したら、まだ席が残ってますよ、というので予約します。地図で見る限り、車で30分もかからず行けそうな場所ですが、女将さんが、今日は道が混んでるから、と一時間後の予約を入れてくれます。そうなのかな・・・とタクシーに乗ったら、なるほど、やたらと道が混んでいました。なんでだかわからないけど、今日は混んでるんですよ、と運転手さん。なにかあったんでしょうかねー。ゴトウビだったからかもしれません。

「おかめ」では、沖縄らしいおいしい郷土料理をいただき、そこからタクシーを呼んでホテルに向かいました。そこそこ有名なホテルなのに、何故か運転手さんが道を間違えて、結構な時間がかかり、今日は一日中乗り物に乗って寝まくる日だったなあ、と思いました。

それから、みんなでぐったりと眠りについた初日の夜でした。

2011/9/19