読書

話の終わり

171 リディア・デイヴィス 白水社 同じ作者の「サミュエル・ジョンソンが怒っている」を読んで、なんだこれは、と思った。この作品も同じく信頼の岸本佐知子の翻訳…

旅行記

屋久島・指宿旅行記6

さて、指宿の朝。車を運転しない我々なので、午前中はタクシーをお願いしてこのあたりをぐるっと回ることに。まずは日本最南端の駅、西大山駅へ。ホームからは開聞岳がき…

旅行記

屋久島・指宿旅行記5

最終夜の宿の食事はカンパチのあら煮。目の周りがとろっとして美味しいのなんのって。堪能しました。さて、朝です。八時に最寄りのバス停に観光バスが迎えに来てくれると…

旅行記

屋久島・指宿旅行記4

一度宿まで戻って、バス時間に停留所へ。夫は宿でお留守番。バスで四つ目くらいのところで降りるとすごく立派な建物。リゾートホテルかと思ったら、病院だった。受付で整…

旅行記

屋久島・指宿旅行記3

縄文杉は展望デッキから見る。昔はそばまで寄って、抱きつくこともできたそうだが、足元を荒らさぬように、今は少し離れたところから眺めるだけ。合体木ではなく、一本だ…

旅行記

屋久島・指宿旅行記2

トイレを済ませて、さあ、いよいよ縄文杉を目指す。私たちのグループは、男性二人、女性五人、それに男性のガイドさんの計八人。簡単に自己紹介し合って、出発。最初はト…

旅行記

屋久島・指宿旅行記1

屋久島に行きたいと思っていた。縄文杉に会いに行きたかった。でも、無理だろう、遠いし、私の足ではなあ、と半分あきらめていた。夫が「ダメなら途中でリタイアすればい…

読書

成瀬は天下を取りにいく

170 宮島未奈 新潮社 2021年、第20回R-18文学賞を史上初のトリプル受賞(大賞、読者賞、友近賞)した「ありがとう西武大津店」を含む宮島未奈氏のデビュ…

児童文学

バレエダンサー

169 ルーマ・ゴッデン 偕成社 「シンデレラはどこへ行ったのか」に事例として載っていたのに読んだことがなかった児童文学。原題は「木曜日の子どもたち」である。…

読書

水車小屋のネネ

168 津村記久子 毎日新聞出版 谷崎潤一郎賞受賞作。2021年7月から一年間、毎日新聞に連載、加筆修正した小説。素晴らしかった。 津村記久子が好きだ。読んだ…