文盲

「文盲 アゴタ・クリストフ自伝」アゴタ・クリストフ パルティオゼットで知り合った高校二年のお友だちから教えていただいた本。 パルティオゼットにいると、時々、び…

ゆめはるか吉屋伸子

「ゆめはるか吉屋伸子 ー 秋灯(あきともし)机の上の幾山河」 田辺聖子 上下巻、合わせて700ページ以上はあるのではないかしら。大作です。夏の終わり頃から、じ…

巴里の恋 石の花

「林芙美子 巴里の恋」 今川英子 「石の花 林芙美子の真実」 太田治子 「林芙美子 巴里の恋」 は、資料集ですね、作品というよりは。林芙美子の巴里滞在中の小遣…

評伝 大村はま ことばを育て 人を育て

「評伝 大村はま ことばを育て 人を育て」 刈谷夏子 小学館 私はこの方のことを全然知りません。知らないのに、何だか見たことがある、知ってるような気がする、と…

必死のパッチ

135 「必死のパッチ」 桂雀々 幻冬舎 桂雀々という落語家さんを私はあまり知らない。本の裏表紙の写真を見て、「あ、あの人か」と思った程度だ。ちゃんと落語を聞…

加来耕三の 感動する日本史

138 「加来耕三の感動する日本史 涙が止まらない29の話!学校では教えない心をうつ実話の数々」 加来耕三  ナツメ社 XANTHさんに教えていただいた本。X…

凄絶な生還

118 「凄絶な生還 うつ病になってよかった」 竹脇無我 マキノ出版 先ごろ亡くなられた俳優、竹脇無我の闘病記。八年かけてうつ病を克服し、その後俳優にも復帰さ…

ひどい感じ

99 「ひどい感じ 父・井上光晴」 井上荒野 講談社 井上光晴の作品を、私はちゃんと読んだことがない。読まなくちゃダメだな、と思った。井上光晴は、大法螺吹きだ…

あぐり 95年の奇跡

102 「あぐり 95年の奇跡」 吉行あぐり 集英社 NHKの朝ドラ「あぐり」は珍しくちゃんと見ていた。野村萬斎さまのファンだということもあった。毎日見ている…

RURIKO

107 「RURIKO」 林真理子 角川書店 伝記って好きなんだよね。一人の人間の一生を追いかけるのって、とても面白い。でも、林真理子だからなー、ってちょっと…