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「ぼくがゆびをぱちんとならして、きみがおとなになるまえの詩集」
斉藤 倫 福音館
挿画が高野文子なんだな。もう、それだけで「買い」です。
ぼくのところにきみがやってきて、ぼくがカップめんやらレトルトカレーやらえだまめやらをじゅんびするまでに、きみにほんをわたす。そこにはいくつかの詩がのせられている。きみはそれをよみながら、いろんなことをいう。きみがおとなになるまえにであう、いくへんかの詩。
子どもが詩に出会うきっかけとして、とても素晴らしい本だ。詩ってなに?と思ったら、大人でもこの本を読むと、ちょっとは分かるかもしれない。そして、もっと詩を読みたくなるかもしれない。
買って、そばに置いておきたい本。
2019/11/5