101 近藤史恵 光文社
「シャルロットの憂鬱」の続編。前作は、電子本だったけれど、やっぱり紙の本のほうが読みやすいなー。
元警察犬シャルロットと、中年の子供のいない夫婦の物語。犬に関わる謎を解く、人の死なないミステリでもあります。今回も、新しい別の犬の持ち主を探したり、犬の泊まれるペンションで起きた事件の謎を解いたり、最後は夫婦とその仕事の関係性について話し合い、人生における犬の占める意味を確認しあったり。なかなか温かい物語でありました。
でも、もう犬は飼えないな。子ども時代から、二匹の犬を飼ったけれど、これからはペットはいらない。夫がいれば十分だわ。