ナマの亀岡

ナマの亀岡

2021年7月24日

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「ナマの亀岡」グレゴリ青山とキリカメ7 亀岡霧の芸術祭実行委員会

 

販売価格300円、送料300円(笑)。2018年、京都府亀岡市で開催された「亀岡霧の芸術祭」キックオフイベント「KIRI2大学(キリキリ大学)」で、グレゴリ青山が開いた一日だけのマンガ教室。そこで描かれた亀岡ネタのナマナマしさにグレゴリ青山、おもわず「これは一日限りではもったいない」とマンガ教室を続行。そこからできたのがこの本である。
 
京都府の端っこの亀岡市。他所から来て亀岡に住むことを「入亀(いりがめ)」といい、代々亀岡の人は「地亀」、亀岡の人は「亀人」。大井神社の神様は保津川を鯉に乗ってやってきたので、鯉のぼりは厳禁、ひな祭りはなぜか4月3日。京都市民からは「亀岡って人住んでるん?」「こっちにくるのにパスポートいるんやろ?」などと「カメハラ」がお約束。ロンドンよりも霧の濃い亀岡。
 
読んでいると、どんどん亀岡が好きになってくる。トカイナカ、亀岡。ええなあ。

2019/9/3