ラプラスの魔女

ラプラスの魔女

2021年7月24日

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「ラプラスの魔女」東野圭吾 角川文庫

 

広瀬すずとニノで映画化されたらしい。なるほど。東京に行く用があった新幹線内で一気に読み進めた。やっぱり電車移動中は最高の読書タイムだわ。
 
人が死ぬ話はあんまり得意じゃないんだけれど、硫化水素中毒だと、そんなにダメージがない。たぶん、流血がないからかしら。悲惨だとは書いてあったけれどね。
 
ラプラスの魔女というのは、未来の決定性を論じる時に仮想された超越的存在の概念だそうだ。つまり、これからどうなる、かあらゆることが先にわかってしまうのね。うーむ、そんな能力、あったら生きるのがつらそうだと思う。人のことをちらっと見ただけで「腰痛持ちだけど、今は大丈夫、でも、歯医者に行ったほうがいい、その腰痛はかみ合わせのせいだから」みたいなことを言えるのはちょっと役に立ちそうだとは思うけれど。
 
雨が降るかどうか、傘を持っていったほうがいいか、もわかったほうが良いけれど、これからどうなるかがわかり過ぎちゃうと怖いよね。私は平凡な人間でよかった。

2018/4/16