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「佐藤ジュンコのおなか福福日記」佐藤ジュンコ ミシマ社
「那覇の市場で古本屋」の古本屋「ウララ」に行ってきた。そこで見つけたのがこの本。ミシマ社の手売りブックスだ。手売りブックスは、本が売れない売れないと言われている昨今、ミシマ社のメンバーがお店に立ってお客様に直接手売りしたら驚くほど本が売れた事から始めたシリーズだそうだ。表紙には「手から手へ」や書店の人が書き込みのできるシール、それ以外にもオリジナルのシールが貼ってあり、手作り感満載。しかも、作者のジュンコさんのイラストサインまで入っていた。
ウララは、店主が何を考えているかがなんとなく見えるような本の並びで、それがまた、とても良くて共感できるものばかりで、ああ、こんな人がやっている本屋で本を買いたい、と思える場所だった。那覇の牧志公設市場近くとしか知らず、周囲をウロウロして、諦めかけたときにいきなり見つかって嬉しかった。
この本は仙台在住野元書店員さんがいろいろな場所で美味しいものをたらふく食べるエッセイ漫画だ。仙台は馴染みのある土地なので、そこで食べるものも懐かしいものが多く、また、京都や新潟、秋田などなどに遠征して食べるものも美味しそうだった。「佐藤ジュンコのひとり飯な日々」の続編だそうだ。
2018/10/24