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「地球全史の歩き方」 白尾元理 岩波書店
「地球全史」の写真をどのようにして撮っていったかという旅の記録。長い年月をかけて苦労して写真を撮っていったことがわかる。苦労もしたけど、楽しそうでもある。当然のことながら、「地球全史」の解説を書いた清川昌一さんも度々登場するのだが、案外、彼に対して視線が冷たいというか、批判的な記述があるのでちょっと笑ってしまう。夫がいうには、解説を全部清川さんが書いたんで羨ましかったんじゃないの、と。そうかなあ。
この本を読んでから、もう一度「地球全史」をパラパラと眺めると、前よりぐっとリアルに感じるのは単純すぎるかなあ。この二冊はセットで読むと楽しいから、おすすめ。
2013/6/22