夏休み旅行記3

夏休み旅行記3

2021年7月24日

まず、すぐ近くのおみやげ屋さんに寄って、私の帽子を購入。どこかで無くしちゃったからね。700円で、紺色のしっかりした帽子が買えました。ありがたや。

そこから、梓川にそって、歩き始めます。山に向かって、絵を描いている人がいます。この景色なら、誰が描いても名画になっちゃいそうだわ。

しばらく行くと、小さな池になっているところに出会います。木の姿が水に映って、美しい。

沢に出たり、森に入ったり、アップダウンのある道です。おちびがくぐれるくらい、大きな木の根がありました。

山の美しさは、うっとりするほどです。天気が良くて、、ほんとうによかった。

笹が茂っていますが、葉をとってはダメ。たまに、落ちている葉を見つけては、笹舟を作ります。清流に浮かべようとするのですが、なかなかうまく行きません。枝を拾って、橋の向こう側に落とし、反対側に流れてくるのを眺めたりもします。水の流れは、楽しい。

石の多い道で、いきなり、夫が「やられた!」と叫びます。え?どうしたの?見ると、登山靴の靴底が、見事に剥がれて消えています。これ、彼が高校時代、ワンゲル部で履いていたという年代物。(かくいう私も、高校時代、山岳部で履いていたトレッキングシューズなんですが。)こんな場所で、限界が来てしまったのね。で、大丈夫なの?

「いや、靴底がなくても、そこはしっかりしてるから、歩けるんだけど、高さが違うのがね・・・」と夫。それにしても、靴底、どこへ行っちゃったんでしょう。ちょっとひょこひょこしながら、それでも、夫、普通に歩き出しました。気になりつつも、先へ参りましょう。

途中、木道も通って、嘉門次小屋に到着。日本近代登山の父、W・ウェストンの山案内人として知られる上條嘉門次のひ孫に当たる4代目が営んでいる小屋だそうです。

そこから、明神池へ出ます。小さな桟橋に、鮮やかな色の舟が繋がれています。美しい池です。

2012/11/1