大奥16

大奥16

2021年7月24日

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「大奥16」よしながふみ 白泉社

はい、お待ちかね。前巻から一年待ちましたよ。ついに幕末に突入。和宮については、いろいろな人がいろいろな本に書いているが、そうか、よしながふみはそうきたか。彼女らしいなあ、と感嘆する。母親との関係性、生育歴。このアプローチはよしながふみのテーマそのものだ。ここからどう展開させるのか、非常に楽しみだ。

「大奥」は江戸幕府の歴史を描きながら、壮大な女性論を描いていもいるのだなあ。

2018/11/30