昭和元禄落語心中

2021年7月24日

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「昭和元禄落語心中 1~3」雲田はるこ 講談社

 

TSUTAYAのレンタルコミックス棚で発見。良い物を見つけたとほくほくしていたら、なーんだ、2013年度文化庁メデイア芸術祭マンガ部門優秀賞、講談社漫画賞一般部門受賞ですって。しかも、アニメ化もされているって・・・私が知らなかっただけなのね。
 
落語のお話です。刑務所帰りの与太郎が、一文無しで八雲師匠のところに転がり込むところから始まって、三巻目、八雲師匠の若かりし頃の思い出話の真っ最中。九巻まで出ているそうなので、これからが楽しみでならない。若き落語家たちの修行の姿と落語への情熱がひしひしと伝わる良い漫画だ。
 
落語は、関西在住時に何度か繁昌亭に足を運んだ。知人が色物で出演するので応援に行ったのだが、そこで聞く落語もまた非常に楽しかった。生の魅力っってなかなかのものだ。ドラマ「ちりとてちん」も好きだったしね。落語、もっと脚光を浴びてもいいと思う。また寄席に行ってみようかしら。

2016/4/18