沖縄旅行記6

沖縄旅行記6

2021年7月24日

朝、息子がいないと静かだ・・と私がつぶやいたら、夫に「そんなこと言わないで楽しもうよ」と言われました。うーん、寂しがってるのがわかっちゃうんだなー。ダメダメ、楽しまなくちゃ。

ねぼすけの息子がいなくなったので、早めに起きて一番人気のレストランへ。早い時間だと並ばずにサクサク入れます。少食のおちびですが、シェフが目の前で作ってくれるオムライスを、もりもり食べます。私もかなり胃が戻ってきたので、結構しっかり食べました。

毎日水に浸かって少々お疲れなので、午前中はおとなしく過ごしましょう、と、おちびは、ホテル内の工作ルームでビーズストラップ作りにチャレンジします。もの作りの好きなおちびはご機嫌でした。

その間、夫は部屋でごろごろ。では、どこかへでかけようか、と地図を広げ、わりと近くにある「御菓子御殿」に行ってみようかということになります。さらに足を伸ばせば、残波岬の灯台もあります。あんまり暑くて疲れちゃったら御菓子御殿まででストップ、大丈夫なら、灯台まで、という計画。

ホテルフロントのスポーツデスクで尋ねたら、レンタル自転車が空いているそうです。地図ももらって、御菓子御殿までの所要時間を聞いたら、「二時間・・くらいでしょうか?」って!!ええええ!そんなに遠いの??
「いえ、車だと十分程度のところなんですが、わたくし、めったに自転車を利用しませんので」ですと。いやいや、地図を見るかぎり、十五分程度としか思えないんですけど・・・。

自転車に乗り、まずは御菓子御殿を目指します。陽射しはきついけれど、風が気持ちいい!遠く海を見渡しながらのサイクリングは最高です。

15分もしないで、御菓子御殿が見えてきました。ほらね。沖縄の人は、自転車に乗らないのかしら。そういえば、車に乗っていて、自転車を見かけなかったような気がします。と言うか、道に人がいません。宮古島でも西表島でもそうだったなあ・・。南の島の人は、車でしか移動しないのかしら。

これなら大丈夫。そのまま、灯台を目指します。途中、初日にタクシーの運ちゃんが間違って最初に着いちゃったホテルを通過。そこから、少しずつ坂を登って、残波岬へ。

美しい灯台です。でも、高所恐怖症の私は、登れません。おちびは大丈夫なはずなのに、めんどくさがって。夫だけが登りました。ものすごーく、景色が良かったそうです。いいなあ。私の狭所恐怖症は、いつか克服できるんだろうか。人生を損している気がする。

岬の崖を下って、海を見に行きます。ざっぱーん、と波が打ち寄せて、おお、だから、残波岬か。って、合ってるのか?

灯台に来る途中にあった道の駅のレストランへ。そこで、遅めの昼食です。おちびの頼んだBLTサンドはすごいボリュームで、フライドポテト山盛り。私はクルクンの天ぷら、夫はまたしても沖縄そば。なかなか美味しいです。メニューにヤギ汁が載っていて、かなり逡巡しましたが、勇気が出ませんでした。

レストラン併設のおみやげ屋さんを覗いたら、ホテルの売店よりずっと安いので、おちび、大喜び。お友達におみやげを買いまくります。夫も義姉あてに、訳のわからない怪しげなお茶のセットや、ミミガーなどを買います。私も、両親にハンカチを。

レジに、やぎの餌として、にんじんのスティックが売られてました。見れば、外に柵があってヤギが飼われてます。あれ、ヤギ汁の材料だよな・・・・。

ヤギの餌を買って、ヤギたちに揚げました。フクザツな気分ですが、でも、楽しかったことは確かですわ。

帰りがけに、御菓子御殿に寄ったら、「紅いもタルト」の製造工程が見られるようになっていました。いろいろなお菓子を試食して楽しみました。

そこから、ホテルに帰ったら、もう体が陽に晒されて、そのまま水につけたらじゅーっていっちゃいそう。なので、さっさと水着になって、じゅーっていいました。今日が最後の海なので、思い切り魚たちを追い掛け回して、堪能しました。

最後の夜、ということで、例の朝行った一番人気のレストランでディナーです。子ども用のマナー学習付きフルコースがあったので、おちびはそれを。私は胃を警戒して、少なめのコース、夫はわりとがっつりと。夫婦でロゼのシャンペンをハーフボトルだけ、飲みました。おちびの前菜は、こんな可愛らしい物が来たんですよ。

夕食をとっている間に、窓から美しい日没を見ました。

2011/9/21