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「絶滅危急季語辞典」夏井いつき ちくま文庫
「絶滅寸前季語辞典」以前に出されていた本。夏井先生の顔写真が若々しい。これも夫経由。
「俳句なんて自分の人生とは何の関わりもないよ、と思っている人たちに、俳句のある人生の楽しさをお伝えするのが私のライフワーク」と夏井先生はおっしゃっている。たしかに、彼女の手にかかると、俳句の世界がいきいきと目の前に広がって、何か一句ひねってみたい、という気持ちになる。が、なかなか出来ないんだなあ。
俳句ってちょっと大喜利に似ている。ケータイ大喜利がなくなってしまった以上、あとは俳句しかないか・・・などとも思うが、まだ足を踏み入れられず、離れたところから羨ましそうに指をくわえて見ているのが私だ。
それにしても、日本語は奥が深い。知らなかった言葉がたくさん出てくる。そして、それが全て季節の移ろい、風景の美しさや受け継がれてきた風習に関わっている。絶滅したらもったいないなあ、とつくづく思う。夏井先生、頑張れ！
（引用は「絶滅危急季語辞典」夏井いつき より）
2018/2/6