読書

田中正造翁日記抄

143 田中正造 作 鈴木次郎 編集 金子庸三 発行 藍企画 間もなく90歳になろうとする母が一人暮らしをしている。隣県に住む姉が週に一回日帰りで、新幹線の距…

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結婚は人生の墓場か?

141 姫野カオルコ 集英社 信頼してやまない姫野カオルコであるが、この本はなかなかの重さであった。途中でうんざりして読みやめようかと思ったほどである。が、や…

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純喫茶

140 姫野カオルコ PHP文芸文庫 「忍びの滋賀」以来の姫野カオルコである。姫野カオルコは、私よりは年上なのであるが、しかし、時代性、親との関係性などで非常…

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世にも奇妙な職業案内

139 ナンシー・リカ・シフ ブルース・インターアクションズ 世の中にはいろいろな職業がある。それにしたって、今まで知らなかった職業だらけだ、この本に紹介され…

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豆腐屋の四季

138 松下竜一 講談社 モトムラタツヒコさんがTwitter(とは言わないのか、最近は)で取り上げていたのに興味を持って読んでみた。松下竜一という名は何とな…

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名著の予知能力

135 秋満吉彦 幻冬舎新書 「100分de名著」という番組がある。いつも見ているわけではない。たまに気になるテーマを取り上げる時、例えば「ボーヴォワール 老…

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うたかたモザイク

134 一穂ミチ 講談社 どうしてこの本を読むことにしたのかよくわからない。図書館に予約を入れてからかなり経って手に入ったので経緯を忘れてしまった。本屋大賞に…

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つまをめとらば

133 青山文平 文芸春秋 「本売る日々」がとても良かったので、直木賞を受賞したというこの作品も読んでみた。江戸時代を舞台にした短編小説が六編。平和な社会で生…

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ぼけ日和

132 矢部太郎 かんき出版 もうすぐ90歳になる母が矢部太郎のファンである。この母、そもそもが、私の子ども時代、漫画を禁止した人である。漫画なんてくだらない…

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アリ語で寝言を言いました

131 村上貴弘 扶桑社新書 筆者はアリの研究者。「安住紳一郎の日曜天国」というラジオ番組にゲスト出演しているのを聞いて、この本を読んでみようと思った。 人が…