プロット・アゲンスト・アメリカ

34 フィリップ・ロス 集英社 旅先で読んだのだが、電子本だったのでうっかり記録から落としてしまった。少し時間がたったか記録しておく。 1940年代のアメリカ…

おにたろかっぱ

33 成井昭人 中央公論社 読売新聞夕刊連載小説。「本の雑誌」で激賞されていた。予約を入れたらすごい待ち順だったのに、夫が先に予約していたので思わぬ速さで入手…

ありか

30 瀬尾まいこ 水鈴社 瀬尾まいこは結構読んでいる。この人の物語には悪人はほぼ登場しない。「そして、バトンは渡された」を私はお伽話だと思った。「いつまでも幸…

PRIZE プライズ

29 村上由佳 文芸春秋 図書館に予約を入れてから長いこと待たされた。帰国したら順番が回ってきていた。次の人が待っているので急いで読んだ。 直木賞が欲しくてな…

閉店時間

21 有吉佐和子 河出書房 1962年の作品だという。なるほど、たしかに社会的背景は古臭い感じがするが、内容は全然古くない。ちゃんと今に通じる強いテーマがあり…

よるねこ

17姫野カオルコ 集英社 「悪口と幸せ」以来の姫野カオルコである。2002年に刊行された本の一部加筆再編集による文庫だ。旅の本(物理的にも内容的にも軽くてどこ…

愛がなんだ

7 角田光代 メディアファクトリー 図書館で入手したのはメディアファクトリーの2003年初版本。今手に入るのは角川文庫らしい。 角田光代さんも若かったんだなー…

それいけ!平安部

6 宮島未奈 小学館 「成瀬は信じた道をいく」の宮島未奈。さわやかな高校青春小説だった。 自分があんまりさわやかな高校生活を送らなかったせいか、こういう小説を…

ドヴォルザークに染まるころ

5 町田そのこ 光文社 町田そのこのテーマは、たぶん、ひと一人一人の尊厳だ。家庭のこと、子どものこと、虐待や放置のこと、親の葛藤のこと。いろいろあるけれど、結…

猫の刻参り 三島屋変調百物語拾之続

3 宮部みゆき 新潮社 「青瓜不動」の続編である。毎度おなじみ、三島屋の百物語。語り手はひとり、聞き手も一人。最初は三島屋の主人、伊兵衛の姪、おちかが聞き手だ…