チャットGPT対高野秀行 キプロス墓参り編

11 高野秀行 有限会社AISA これはいわゆるZINEである。自費出版の小冊子だ。私は以前に宮田珠己やいしいひさいちのZINEを買ったことがある。大手出版社…

近親性交 語られざる家族の闇

10 阿部恭子 小学館新書 信田さよ子と上間陽子の共著「言葉を失ったあとで」や上間陽子「裸足で逃げる」を読んで、家庭内の性的虐待が、想像よりはるかに多いらしい…

ロッコク・キッチン

2 川内有緒 講談社 Bunkamuraドゥマゴ文学賞受賞作。川内有緒は良い仕事をする。この本もとてもよかった。 国道六号線。通称ロッコク。東京の日本橋を始ま…

見えない死神

163 東えりか 集英社 副題は「原発不明がん、百六十日の記録」。 東えりかは書評家である。「本の雑誌」でなじみがある人だ。彼女の夫がある日、突然の激しい腹痛…

透析を止めた日

156 堀川惠子 講談社 透析とは、腎臓の機能が著しく低下、廃絶した患者の身体から過剰な水分や毒素などの老廃物を取り除いて血液を浄化する治療である。…というこ…

戦前エキセントリックウーマン列伝

150 平山亜沙子 左右社 「問題の女 本荘幽蘭伝」の作者の新作である。本荘幽蘭は明治12年生まれの女性。数十種の職業、50回ほどの結婚、150人ほどの交際相…

最後の山

148 石川直樹 新潮社 久しぶりの石川直樹である。十年以上ぶりかも。その間に石川直樹は世界に14座ある標高8000メートルを超える山を登り続けてきた。その記…

眼述記

125 高倉美恵 忘羊社 『全身まひになった夫が文字盤で最初に示したのは「さわるな」の4文字だった。』が副題である。 これは、おおむねダメな感じで生きてきた人…