おへそがえる・ごん

2021年7月24日

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おへそがえる・ごん ぽんこつやまの ぽんたと こんたの巻」

赤羽末吉 小学館

 

もともとは全三巻の長編絵本だったが、絶版になっていたのを再編成した絵本らしい。
なんにも考えずに、読み聞かせにどうかな、とパラっとめくっただけで持ち帰ったのだが、あらあら、マンガ形式の部分があって、読み聞かせには向かないのであった。
 
「ここは ちょっと みせられない」とおへそをかくしていたかえるのごん。うっかり見せちゃうと、そこにはおへそボタンがあって、おすとけむりが出る。せなかにもったタンポポの綿毛みたいなものは、おへそそうじに使うらしい。おにぎりを分けてくれた けん という少年となかよしになってしばらく旅をする。
 
絵本を自分で読み始めた小さな子どもと一緒に読んだら楽しそうだ。本格的なまんがを読み始める前に、こんな本を読んでみるのもいいかもしれない。
 
赤羽さんって、いろんなことやってらしたんだなあ・・・。
 
 

2016/1/12