ねこふんじゃった

ねこふんじゃった

2021年7月24日

83「ねこふんじゃった」せなけいこ ポプラ社

84「おふろにいれて」せなけいこ ポプラ社

というわけで、せなけいこを何冊もまとめて読んでいる。

「ねこふんじゃった」は、例の、ピアノの遊び弾きの王道曲の歌詞をそのまんま使っている。切り絵というか貼り絵というか、せなさんの絵は温かみがあってとても魅力的だ。この曲は、ちょっとでもピアノを習ったことがある人はみんな弾いたことがあるだろう。でもこうやって歌詞をちゃんと読むと、ふーん、そんな物語があったんだ・・と改めて思う。しかし、まだピアノでの遊び弾きや、それを聞くというの経験がない子どもたちはどんな気持ちでこれを読むのかな。まっさらになって、読んでみたい気もする。

「おふろにいれて」は子どもがひとりでお風呂に入っていると、ぼくも入れて、と色んな動物がやって来るからどうぞと入れてあげて、最後はおばけまで入りに来る。おばけは魔術でお風呂を大きくしてくれるので、みんなで入れちゃうのだ。

せなさんはつくづくとおばけが好きである。うちの子はダメだったんだよなー。それにしても、おばけって魔法まで使えるのか?

2016/9/20