ひねもすのたり日記7

ひねもすのたり日記7

172 ちばてつや 小学館

6巻までを10月に読んでいた。しばらくお休みされていたちば先生が執筆を再開されて新たな巻が加わった。めでたい、ありがたい。仲のよかった漫画家のお友達も多くが天に召され、今回の作品中でも一番下の弟さんを亡くされている。戦前を満州で過ごし、引き上げのために大変な苦労をされたちば先生の弟への思いが込められている本。

戦争体験のある人が全人口の3%程度になっているらしい。だから、戦争の恐ろしさ、理不尽さを知らない、忌避したがらない、戦いの現実を知らない人間が増えてきているのだ。だからこそ、ちば先生の証言はとても貴重だ。

どうかいつまでもお元気で暖かい漫画を描き続けてほしい。ご長寿を祈っています。