タリン、ヘルシンキ旅行記 5

タリン、ヘルシンキ旅行記 5

2021年7月24日

翌日、タリンク・シリア・ラインで海路にて、ヘルシンキへ向かう。まずはデッキに出て、タリンの街を海側から眺め、出港。
大きな船は四階建てで、中にショッピングモールやレストランやゲームセンターがたくさんある。ショップには、長くつ下のピッピやムーミンのグッズが並んでいた。

船内では、家族三人で花札をして過ごす。夫の一人勝ちで、一点一ユーロでどうだ、と言うが、誰が払うか!!

ヘルシンキ港に到着。レストランでニシンのフリットの昼食を食べた後、そのまま、フィンランドの古い村がそのまま保存してあるというポルヴォーへ向かう。ここで乗り込んできた、元フィンエアスタッフだという日本人のおっちゃんガイドが、人を肌の色で差別する差別的な発言を繰り返して、非常に不愉快になった。昨日のシシィさんは素敵だったのになあ。

川の向こう側からポルヴォーを見る。美しい村の風景である。


村には無料のトイレが殆どないそうだ。古い民家を博物館にしているところにまず入り、見学がてら、トイレを済ます。内部の展示はこんな感じ。

古い村の教会を見学する。非常に人気があって、ここで結婚式を挙げる人も多いとか。


こちらは鐘楼。壁の色が違っているのは、何度も火事にあって、その度に修復したのだという。


自由時間となり、風情のある小道を歩く。

小さな店で可愛い子供服を売っていて、孫さえいれば買ってやるのに、と息子にいったらうんざりした顔をされた。


一休みするために入ったカフェで、何故かこんな人のポスターに出会って驚いた。


そこからバスでホテルへ移動。ホテル内は10歳前後の少年たちが大騒ぎをしている、。どうやら、大会か何かでサッカーチームが集団で宿泊しているらしい。男子は世界中どこへ行っても男子である。大声でわめき、走り回り、笑い、転がっている。うるさーい!!

夕食は自由行動というので、最初はNHK「二度目のヘルシンキ」で見た「SPI」というレストランに行こうと思ったのだが、どうしても予約の電話がつながらない。仕方ないので、「かもめ食堂」に行くことにした。

ニワトリさんに、トラムの乗り方を教えてもらって、三人で出かける。乗り込む時に運転手に尋ねたら、降りる場所で声をかけてくれた。ありがとう。そこから、しばらく街を歩いて、かもめ食堂へ。

かもめ食堂は、日本人スタッフもいて、メニューも日本語版があって、お箸もでた。小さな店だが、客も日本人が多かった。ほっとするような、ちょっとつまらないような、不思議な気持ち。店の中は、映画のまんまだった。壁には、映画のキャストのサインが飾ってあった。

夕食は、フィンランド御膳みたいなものを食べた。トナカイの肉とかも入っていた。

それから、夜の街をぶらぶら散歩し、途中でスーパーマーケットに寄って水やムーミンマークの歯磨きなどを買って帰った。

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2017/10/16