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「チーム・バチスタの栄光」海堂尊 宝島社
図書館の「話題になった本」コーナーで発見。読みながら夫に「これ、知ってる?」と聞いたら、「知ってる。ってか、うちにあったかも。いや、ないかもしれんが。」だって。えー、そうだったの。と言っても我が家のジャングル化した本棚から探し出す勇気は既にない。夫が読んでる時に、なんで気がつかなかったかなあ。たぶん、表紙の医療用具が邪魔したな。私は、切った張ったや流血のある話が苦手だから、たぶん、意識から外されたんだろう。
面白かった。主人公の田口という医師のキャラクターに愛嬌があるし、途中から登場する白鳥という役人はさらに暴力的なほどに魅力的だ。天才的な医師の存在も光っている。そして、飽きることのない展開。うーむ、確かに、「このミステリーがすごい!!」だ。
それにしても、これってすごく映像的な作品だね、と思ったら、あらら、既に映画化され、ドラマ化されていたのね。キャスティングを調べたら、なかなか面白そう。DVDを借りてこようかなあ。
2011/9/4