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「日本人の知らない日本語２ 爆笑！日本語「再発見」コミックエッセイ」
蛇蔵＆海野凪子 メディアファクトリー
初めて読むのに二巻からなのは、二巻しかなかったから。中学の図書ボランティアのついでに、学校図書室から借りてきました。面白かった。
「スッパ抜く」の「スッパ」って何ですか？・・という質問に、あなたは答えられるか。私は知らなかったなあ。そうか、そうだったのか。それを質問したエレーヌさんは大の忍者好きで、初めて会った時に「先生は、武士ですか、それとも忍者ですか？」と大真面目で聞いたんだそうだ。すごいなあ。
最近は、アニメ好きの外人が、アニメをさらに理解したくて、日本語学校に入学してくるという。そういう人達は、「本気」を「マジ」と本気で読むし、「拳銃」を「ハジキ」と読んだりするそうだ。うーむ、コミックは罪深い。
元気がないドイツ人女性に、どうしたのか、と聞いたら「しつこい！」と言われた・・・としても、怒らないで。彼女は、失恋したことを、教えてくれただけかもしれないんだから。
日本語って面白いなあ、と改めて思う。それから、私たちは、案外、日本語について知らないんじゃないか、とも思う。これを読ん得、日本語へ興味を持つとしたら、うーむ、中学の図書室、なかなかいい選書であるぞ。
追記 2013.1.30 「日本人の知らない日本語 ３」読了
2012/2/29