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「週刊とりあたまニュース 最強コンビ結成！編」
西原理恵子 佐藤優 新潮社
昨年末に人間ドックに入り、そこで例によって「三ヶ月後再検査」の項目がいくつか出たわけです。しかし、三ヶ月後は引越しの真っ盛り。ということで、本日、四年ぶりに東京で以前お世話になっていた病院を訪ねました。
行き掛けに図書館で夫に頼まれた予約本を受け取って出かけた私。十時半の予約が、十一時を過ぎても、まーったく呼ばれません。そんなもんよね、病院って。仕方ないので、夫が予約していた本を読みながら待ちます。それが、この本。
2009年に週刊新潮で連載していたものなので、鮮度はかなり落ちます。新型インフルエンザに戦々恐々としていた時代が、今や懐かしい。とはいえ、サイバラは前夫鴨ちゃんを亡くしたあとですね。すでに、高須の克っちゃんがところどころに顔を出しています。サイバラが好きな人の話をお嬢さんとしていて、「ひーみーつー」なんて言ってるのも、いま読んでみるとかなり意味深です。
佐藤優は、私、読んだことがありません。これを読む限りでは、あんまりピンとこないなあ。外交官時代のロシアの裏事情なんかは、かなり信ぴょう性があるんでしょうけれど、少なくともこの本からは、彼の志の高さのようなものは、あまり感じられません。まあ、軽い本だからねえ。
結局、一冊読み終える頃にやっと呼ばれました。血液検査を受けてね、で診察は終わり。採血したらさっさと帰りなさい、だったので、待ち時間一時間、診療時間五分ってとこでした。あーあ、連休後に結果を聞きに行かなきゃ。また一冊読めるだろうなあ。
2013/4/25