読書(旧ブログ)

夫・車谷長吉

157 「夫・車谷長吉」高橋順子 文藝春秋 車谷長吉は『赤目四十八瀧心中未遂』で直木賞を受賞した作家だ。が、私はそれを読んだことはない。私が彼の名を知ったのは…

読書(旧ブログ)

ゴースト

158 「ゴースト」中島京子 朝日新聞出版   七話の短編が集まっていて、そのどれにもいろんな幽霊が出てくる。でも、怖くない。最初原宿の家の…

読書(旧ブログ)

絶滅危急季語辞典

156 「絶滅危急季語辞典」夏井いつき ちくま文庫 「絶滅寸前季語辞典」以前に出されていた本。夏井先生の顔写真が若々しい。これも夫経由。 「俳句なんて自分の人…

読書(旧ブログ)

ぼくの伯父さん

155 「ぼくの伯父さん」伊丹十三 つるとはな 前にも書いたとおり、伊丹十三は、私にとって映画監督や俳優である以前に、エッセイストである。この本は、没後二十年…

読書(旧ブログ)

むかしのはなし

153   「むかしのはなし」三浦しをん 幻冬舎文庫   「かぐや姫」「花咲か爺」「天女の羽衣」「浦島太郎」「鉢かづき」「…

読書(旧ブログ)

夢のような幸福

154 「夢のような幸福」三浦しをん 新潮文庫   前回に続いて三浦しをん繋がりで。こちらは軽いエッセイだ。いやはや、軽い軽い、ぺらっぺらの…

読書(旧ブログ)

コンパス綺譚

152 「コンパス綺譚」龜鳴屋 グレゴリ青山   石川県金沢市にある、自営出版の小さな出版社が出した531部限定の本。我が家に届いたのは、第…

読書(旧ブログ)

絶滅寸前季語辞典

151 「絶滅寸前季語辞典」夏井いつき・編 東京堂出版   「プレバト!」という番組が好きでよく見ている。一番好きなのは、何と言っても俳句の…

読書(旧ブログ)

ふたりからひとり

149 「ふたりからひとり」つばた英子 つばたしゅういち 自然食通信社 昨年見て一番感動した映画は「人生フルーツ」である。二人合わせて177歳の夫婦の姿は穏や…

読み聞かせ(旧ブログ)

よくばりワシカ

150 「よくばりワシカ」内田莉莎子 福音館 ラトビアの昔話。昨夏にエストニアに行って以来、バルト三国がやけに身近に感じられる。というのもあって、六年生の読み…