トムは真夜中の庭で

34 「トムは真夜中の庭で」フィリパ・ピアス 岩波書店 夫が借りてきた本。夫も私もかつて読んだことがあるのだが、久しぶりに手にとったのは「思い出のマーニー」が…

城跡の謎

187 「名探偵カッレ 城跡の謎」アストリッド・リンドグレーン 菱木明子 訳 平澤朋子 絵 岩波書店 尾崎義が訳した「名探偵カッレくん」の新訳。装丁も、挿絵も…

レッドデータガール

196 「レッドデータガール 氷の靴 ガラスの靴」荻原規子 角川書店 「レッドデータガール」を読むのはなんと7年ぶりだ。これは、一度完結した「レッドデータガー…

あつかったらぬげばいい

164 「あつかったらぬげばいい」ヨシタケシンスケ 白泉社 ヨシタケシンスケ全読破チャレンジもほぼ終盤かな。これはちっちゃい絵本。文字数も極めて少ない。だから…

せなか町から、ずっと

155 「せなか町から、ずっと」斉藤倫 福音館書店   久しぶりに読んだ児童文学。表紙の細かい柄が素敵だったので、知らない作家だったのに、借…

ふたりは世界一

161 「ふたりは世界一」アンドレス・バルバ 偕成社 「きらめく共和国」のアンドレス・バルバである。結構楽しめる児童文学だった。 すごくちっちゃい男の子のフワ…

もしものせかい

175 「もしものせかい」ヨシタケシンスケ 赤ちゃんとママ社 昨年2月に出された絵本。出版社を見る限り、子供向けのつもりなのかもしれないけれど、非常に抽象的な…

北欧の挿絵とおとぎ話の世界

171 「北欧の挿絵とおとぎ話の世界」開設・監修 海野弘 パイ インターナショナル   厚くて重くて美しい色刷りがたくさん。だから、高価。こ…

シリアの戦争で、友だちが死んだ

165 「シリアの戦争で、友だちが死んだ」桜木武史 武田一義 ポプラ社   何を隠そう、私は怖がりである。人がバンバン撃たれる映画や、ギャン…

転向者・小川未明

50 増井真琴 北海道大学出版会 どうして今さら小川未明。と自分に突っ込みたくなるところではあるが。日本のアンデルセンなどと呼ばれ、ロマンティックな美しい童話…