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「あつかったらぬげばいい」ヨシタケシンスケ 白泉社
ヨシタケシンスケ全読破チャレンジもほぼ終盤かな。これはちっちゃい絵本。文字数も極めて少ない。だからあっという間に読めるけれど、読み終えると、なんか心が軽くなってる気がするね。
あつかったら ぬげばいい
へとへとにつかれたら はもみがかずにそのままねればいい
ふとっちゃったら なかまをみつければいい
だいじなひとがいなくなったら たっぷりかなしんでから べつのだいじなものをつくればいい
よのなかがみにくくみえちゃったら ひかるがめんをみなきゃいい・・・・
(引用は「あつかったらぬげばいい」ヨシタケシンスケより)
そうか、そうすりゃいいんだよな、と思う。
へこたれちゃってひしゃげちゃって、立ち直れなくならなくたって、そうすりゃいいんだよな、と思う。
くさくさした気分でいたけれど、まあ、どうにかするさ、って思えてくる。
これは、大人、向けの絵本か?
とも思ったが、たぶん、子供も子供なりに納得する、
そんな気がする、実は結構大事なことをいっている絵本かもしれない、と思った。
2021/2/16