照子と瑠衣

114 井上荒野 祥伝社 「猛獣ども」以来の井上荒野。2023年出版。70歳の老女二人の友情冒険(?)物語。清々しいというか、スッキリするというか。一気に読ん…

青い鳥、飛んだ

113 丸山正樹 角川春樹事務所 正直に言えば、苦しかった。途中で読み止めようかと思った。それでも最後まで読んだのは、どんな締めくくり方をするのか知りたかった…

107 寺地はるな NHK出版 「カレーの時間」以来の寺地はるな。世渡り上手ではないけれど、なんとか自分らしく生きようとしている人を優しくすくい取る物語。 2…

水脈を聴く男

103 ザフラーン・アルカースィミー 書肆侃侃房 2023年度アラブ小説国際賞受賞作。 オマーンの小説を初めて読んだ。慣れていないので仕方ないのだが、一番大変…

うらはぐさ風土記

102 中島京子 集英社 「ムーンライト・イン」に続く中島京子である。中島京子はいい。日常を何気なく描いても、そこに大事なものがきちんと散りばめられている。 …

ムーンライト・イン

100 中島京子 角川書店 信頼の中島京子。「小説 野生時代」に2019年12月から2020年11月まで連載されていた小説。一気に読んでしまった。 息子に認知…

青ノ果テ 花巻農芸高校地学部の夏

95 伊予原 新 新潮文庫 「宙わたる教室」の伊予原新である。 「銀河の図書室」のおかげで「銀河鉄道の夜」を読み直した。大人になって読み返す宮沢賢治は、また違…

カフネ

92 阿部 暁子 講談社 2025年本屋大賞受賞。「パラ・スター」の作者だ。久しぶりに出会ったと思ったら、こんなに大きくなって。おばちゃん、うれしいよ(笑)。…

火明かり

89 アーシュラ・K.ル=グウィン 岩波少年文庫 「ゲド戦記」シリーズ最後のストーリーと講演記録、エッセイなどを収録した一冊。ル=グウィンは「暇なんかないわ、…

美土里倶楽部

88 村田喜代子 中央公論新社 大好きな村田喜代子さんの新作。「中央公論」に2023年5月から2024年7月まで連載されたもの。 主人公は美土里という高齢の女…