ヤバい社会学

116 「ヤバい社会学」スディール・ヴェンカデッシュ 東洋経済新聞社 かつて読んだ「私のように黒い夜」を思い出した。あれは、1959年の話で、あれからアメリカ…

日本の覚醒のために

81 「日本の覚醒のために 内田樹講演集」晶文社 内田樹 内田樹の講演集である。内田樹の講演は面白い。それは、彼の大学の最終講義で確認済みである。あ、これちょ…

ぐうたら上等

34 「ぐうたら上等」中野翠 毎日新聞出版 「この素晴らしき世界」以来の中野翠さん。毎年、この季節には彼女の本を読む。昨年一年間に何があったかを振り返りながら…

トレバー・ノア

67 「トレバー・ノア 生まれたことが犯罪!?」トレバー・ノア 英知出版   アパルトヘイト時代の南アフリカには「背徳法」という法律があって…

「国境なき医師団」を見に行く

10 「「国境なき医師団」を見に行く」いとうせいこう 講談社   いとうせいこうは、私とほぼ同年代で、学校も同じで、考えの方向性も割と似通っ…

危険な道

99 「危険な道 9.11首謀者と会見した唯一のジャーナリスト」 ユスリー・フーダ 白水社 「私たちの星で」の諸岡カリーマ・エルサムニーが翻訳した、9・11首…

私たちの星で

85 「私たちの星で」梨木香歩 諸岡カリーマ・エルサムニー 岩波書店 「椿宿の辺りでに」で煙に巻かれたような気分を味わってしまった梨木香歩だが、この本は読み応…

ふるさとって呼んでもいいですか

66 「ふるさとって呼んでもいいですか 6歳で「移民」になった私の物語」 ナディ 大月書店   著者ナディは1991年、6歳のときに家族ぐる…

傘寿まり子

11  12 13「傘寿まり子6~8」 おざわゆき 講談社 読み始めたからには続きが読みたい、と思って借りてきた。TSUTAYAにあるだけ借りてきたけれど、ま…

ズレてる、私!?

24 「ズレてる、私!?平成最終通信」中野翠 毎日新聞出版 毎年春になると、中野さんの「サンデー毎日」連載コラムの昨年分をまとめた本を読むのが習慣になっている…