『百年の孤独』を代わりに読む

143 友田とん 早川書房 本書はガブリエル・ガルシア=マルケスの長編小説『百年の孤独』を、まだ読んでいない友人たちの代わりに読む、という試みを綴ったものであ…

正直申し上げて

142 能町みね子 文芸春秋 週刊文春連載の「言葉尻とらえ隊」2021年10月から24年4月までを収録。岸田内閣発足あたりから能登半島地震復興支援・勧進大相撲…

夢ノ町本通り

141沢木耕太郎 新潮社 「心の窓」以来の沢木耕太郎である。これは、書物をめぐるエッセイを集めた本で、古いものは30年前のものも収録されている。それは「深夜特…

からだの美

136 小川洋子 文芸春秋 「文藝春秋」に2020年9月から21年12月まで連載したエッセイ。外野手の肩、ミュージカル俳優の声、棋士の中指、ゴリラの背中、バレ…

宮田珠己の楽しい建築鑑賞

133 宮田珠己 著・写真 傍島利浩 我が家の新刊即買い作家のひとり、宮田珠己氏の新作。「路上のセンス・オブ・ワンダーと遥かなるそこらへんの旅」以来である。本…

文化の脱走兵

127 奈倉有里 講談社 「夕暮れに夜明けの歌を」があまりに素晴らしかったので、この作者のものを他にも読みたい!と探して手に入れた本。今年七月に出されたエッセ…

死なれちゃたあとで

111前田隆弘 中央公論社 大学時代の後輩Dが亡くなったとDの元カノから連絡があったところから話が始まる。大学時代、ファミレスでただただ無駄話をし続けた相手だ…

私の身体を生きる

110 文芸春秋 女性作家による自分の身体にまつわるリレーエッセイ。書き手は以下の17人。 島本理生、村田紗耶香、藤野可織、西加奈子、鈴木涼美、金原ひとみ、千…

あらゆることは今起こる

108 柴﨑友香 医学書院 ADHDと診断された作家の内側で何が起こっているのか。それを日常のあらゆることから書き起こした本。私はこの人の「待ち遠しい」という…

私はヤギになりたい ヤギ飼い十二カ月

107 内澤旬子 山と渓谷社 新刊が出たら即買いの作家の一人、内澤旬子。これは、「カヨと私 小豆島でヤギと暮らす」と一部内容がかぶるが、ほぼその続編だと思って…