117 児島 青 株式会社KADOKAWA
久米島旅行お供の本。漫画もちょっとは入れていこうと思って選んだのだが、これが大正解。本好きの心を鷲掴みにする漫画であった。
主人公は長髪をひとつに結んだ、古書展を営む青年。本に溢れた故人宅に買い入れに行く話から始まる。どんな本を集め、読み、没頭していたかでその人の人生が浮き上がってくる。本は、人を形作る。人を育て、支え、励ます。古くなった本はその持ち主の歴史とともにそこに存在する。そうした本への愛が溢れた漫画。
しかもしかも、私の大好きなホテル山の上、てんぷらまでも登場したではないか!感動しちゃう。重病の手術に挑む少女が選んだ本「ガダラの豚」がいかに彼女を支えたかのエピソードもぐっとくる。本を古書店に売る話なら、我が家も経験済みなので、実にリアルに身に迫る。本好きの少女がゆったり着物を楽しむ話も、そうねそうね!!と楽しんでしまった。
本好きなら読んで損はない、楽しい漫画である。
ところで、また久米島の写真を載せておくね。

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