エッセイ

惜櫟荘の四季

22 佐伯泰英 岩波書店 惜櫟荘とは、岩波書店創業者の岩波茂雄が熱海に建てた別荘である。佐伯泰英はこれを譲り受け、修復、保存した。この本は、月刊「図書」202…

エッセイ

ナナメの夕暮れ

18若林正恭 文藝春秋 若林正恭の本は結構読んでいる。世を拗ねた人見知りの売れない芸人が、いつの間にか人見知りを克服し、社会で経験を重ね、自分を見つめ、成長し…

エッセイ

歌わないキビタキ

64 梨木香歩 毎日新聞出版 「物語のものがたり」以来の梨木香歩である。この人の書くものを読むたびに心の深いところにしんと染み入るものを感じる。木々や鳥たちや…

エッセイ

物語のものがたり

47 梨木香歩 岩波書店 児童文学にまつわるエッセイ集。本の半分以上が「秘密の花園」考察であり、その後に「借りぐらしのアリエッティ」「木かげの家の小人たち」、…

エッセイ

好きになってしまいました。

136 三浦しをん 大和書房 三浦しをんの小説は、深く力強く素晴らしい。というのに、エッセイを読むと、この人の日常はとんでもない。それを知らされたのが、思えば…

エッセイ

名著の話 芭蕉も僕も盛っている

60 伊集院光 KADOKAWA 「僕とカフカのひきこもり」以来の「名著の話」第二弾である。今回は、松尾芭蕉「おくの細道」、ダニエル・デフォー「ペストの記憶」…

エッセイ

忍びの滋賀 いつも京都の日陰で

59 姫野カオルコ 小学館新書 信頼の姫野カオルコのエッセイ集。というか、滋賀県応援の一冊。文体としては、「ケーキ嫌い」に近い。つまり、世の中へある種の異議申…