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「MASTERキートンReマスター」浦沢直樹 小学館
ずい分昔に読んだ「MASTERキートン」が数十年ぶりに年をとって戻ってきた漫画。たしかに読んでいたはずだったのに、えーっと、元ネタはどんな漫画だったんだっけ？と頭を捻ってしまう、歳を隠し難いおばちゃんである私。
とにかくキートン先生はお年を召して、お嬢さんがもう立派な大人である。老眼鏡なんか使ってるけど、まだまだお元気で、遺跡の発掘なんかやっている。文化の起源について調査しているあたり、この頃勉強している世界史と関連付けて、非常に楽しい。しかし、基本は人間ドラマである。毎回毎回、きちんとオチをつけて、浦沢直樹、すごいなー、と感心する。感心するが、何故かすぐ忘れちゃう。私が悪いのか？私が悪いんだろうなあ。
2016/4/18