ROCAコンプリート

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160 いしいひさいち 徳間書店

正確にいうと初見ではない漫画。2022年12月に「ROCA吉川ロカストーリーライブ」、今年の6月に「花の雨が降るROCAエピソード集」「金色に光る海ROKA短編集」を(笑)いしい商店から直売で買ってそれぞれ読んだ。それらの冊子をまとめ、さらに書下ろしもまとめたROCAシリーズ完全版がこの本である。ずっと探して見つからなかったのが、本日、なぜかふらっと入った書店の本棚にあったのだ。そりゃ買っちゃうよなあ。

最初に読んだ時も激烈に感動したのだが、読み返したら、まるで初めて読んだかのように新鮮に楽しい。胸をつかまれる。いしいひさいち、すごいぞ。これはもう大河ドラマである。

いしいひさいちに対しては40年以上前のプレイガイドジャーナル社の「バイトくん」以来のファンである。売れすぎちゃって少し引いた時期もあった。でも、これを読んで、そうか、これを描きたかったのか!!と改めて感動する。ファドというポルトガル国民歌謡の歌手を目指す女子高生と彼女のちょっとやばい友達の物語である。登場人物それぞれのキャラクターが実に素晴らしい。

ちなみに「THE BEST MANGA2023この漫画を読め!」(フリースタイル)第一位だったそうである。