誰も書けなかった「笑芸論」

18 「誰も書けなかった「笑芸論」」高田文夫 講談社   高田文夫は放送作家であり、ラジオパーソナリティであり、落語家である。故・景山民夫の…

父「永六輔」を看取る

125 「父「永六輔」を看取る」永千絵 宝島社   永六輔は、私の人生の師のひとりである。高校生の頃から永さんのラジオを聞いていた。小沢昭一…

動物翻訳家

170 「動物翻訳家」片野ゆか 集英社   私は学校の嫌いな高校生であった。どうしても学校に行きたくない日、登校中に上野で途中下車して動物園…

1974年のサマークリスマス

175 「1974年のサマークリスマス 林美雄とパックインミュージックの時代」 柳沢健 集英社   私には懐かしく、また多くの発見がある本で…

伊集院光の今週末この映画を借りて観よう

8 「伊集院光の今週末この映画を借りて観よう」伊集院光 宝島社 今年一番感動した映画「人生フルーツ」を教えてもらったのが伊集院のラジオだった。実際にはゲストの…

古い洋画と新しい邦画と

10 「古い洋画と新しい邦画と」小林信彦 文藝春秋 週刊文春のコラム「本音を申せば」2015年連載分を収録した本。かつては週刊文春を毎週読んでいたが、ここしば…

ラジオ福島の300日

147 「ラジオ福島の300日」 片山京子とラジオ福島 毎日新聞社   ラジオが好きだ。野沢那智、白石冬美、永六輔、小沢昭一、愛川欽也、タモ…

人生フルーツ

「人生フルーツ」監督 藤原健之 ナレーション 樹木希林   良い映画を見た。小さな映画館の一館上映、地味なドキュメンタリー映画だからどうせガ…

絶滅危惧職、講談師を生きる

87 「絶滅危惧職、講談師を生きる」神田松之丞 聞き手 杉江松恋 新潮社 「講談入門」以来の松之丞である。書評家の杉江松恋が、すっかり松之丞にハマって、彼が何…

PEN+ 1冊まるごと、神田松之丞

94 「PEN+ 1冊まるごと、神田松之丞」CCCメディアハウス 「絶滅危惧職、講談師を生きる」以来の神田松之丞である。前にも書いたとおり、講談って面白いぞ、…