次に、金堂を拝見します。出来上がった頃は、さぞかしきらびやかに美しかったことでしょう。
中門を裏側から見ます。金剛力士像が、鉄骨で固定されているのが見えました。これはもう一度、表側からも見なくちゃね。大きくて、裏からでも迫力が感じられます。
回廊を回ります。ここを、いにしえの人たちはどんな思いで歩いたことでしょうか。なにか厳かな気持ちになっていきます。
奥にあるのは大講堂。平安時代に再建されたものだそうです。
ここで誰がどんな説教をしたんでしょうね。足がしびれたり、退屈であくびを噛み殺した貴族もいたのでしょうか。
回廊から出て、表側からもう一度、中門を見ます。おお、金剛力士像のかっこいいことと言ったら。
それからまだごく最近建ったという大宝蔵院に入ります。その昔、私が中学生で修学旅行に来た時には、なかった場所だわ。ここには、国宝の百済観音、夢違観音、玉虫厨子など、教科書でもお馴染みの宝物が並んでいました。百済観音はすらりとして、とても美しいお姿でした。写真が撮れなくて、残念です。
2012/9/14