薄目を開けて生きるのも悪くはないけど(その3)
つながれたままの点滴を看護師さんが外しに来てくれて、目が覚めました。検温したら37度ある。手術って、目だけでもやっぱり…
本が好き、笑うのが好き。
つながれたままの点滴を看護師さんが外しに来てくれて、目が覚めました。検温したら37度ある。手術って、目だけでもやっぱり…
134 「お家賃ですけど」能町みね子 東京書籍 「私以外みんな不潔」のコメント欄でミカンさんに教えていただいた本。ミカンさん、ありがとうございました。 ちょっ…
135「いつか深い穴に落ちるまで」山野辺太郎 河出書房新社 第55回文藝賞受賞作だって。うーむ。ツッコミどころは山ほどあるが、この真面目っぷ…
136 「鏡の背面」篠田節子 集英社 「ある男」そっくりじゃん、とまず思う。事故で亡くなったカリスマ的女性指導者は、実はその名の人ではなかった。いつ、どこで誰…
137 「本と鍵の季節」米澤穂信 集英社 「いまさら翼と言われても」以来の米澤穂信である。色調、世界観はいつも変わらない。 あれだ、男子同士の友情ってのは、女…
133 「銀河鉄道の父」門井慶喜 講談社 直木賞受賞作品だって。そんなことはつゆ知らず、ただ夫が先に読んで「身につまされるよなあ」と言う…
130 「考えるための日本語入門 文法と思考の海へ」井崎正敏 三省堂 子供の頃から、「考えるってどういうことだろう」という疑問があった。…
131 「マンガホニャララロワイヤル」ブルボン小林 文藝春秋 十代後半から二十代において、私はディープな漫画読みであった。それは、子供時…
132 「100万分の1回のねこ」 講談社 佐野洋子が死んだことはいまだに悲しくて、でも、きっとみんな同じ様に悲しくて、それでもこの世界…
129 「誰のために法は生まれた」木場顕 朝日出版社 ローマ法を専門とする大学教授が、中高生を相手に、法律の授業を行う。先に、「近松物語…