板尾日記10

205 「板尾日記10」板尾創路 リトルモア 毎年この時期になると板尾日記を読む。今年も読んだ。と思ったら、なんと今年で打ち止めなんだそうだ。もう十年たったも…

浮浪児1945-戦争が生んだ子供たち

4 「浮浪児1945- 戦争が生んだ子どもたち」石井光太 新潮社   終戦後、親を失った戦災孤児たちが上野界隈にあふれていた。彼らは「浮浪児…

ユーミンの罪

166 「ユーミンの罪」酒井順子 講談社現代新書 最近の音楽事情にはとんと疎い私なのだけれど、ユーミンって、いま、どれくらい聞かれているんだろう。私たちの世代…

最相葉月のさいとび

126 「最相葉月のさいとび」最相葉月 筑摩書房 「セラピスト」や「れるられる」の最相葉月の雑文集である。平成十五年刊。十年以上も前の本だ。図書館の書棚で目が…

シャレのち曇り

128 「シャレのち曇り」立川談四楼 PHP文芸文庫   立川談志の弟子の本は、談笑の「赤めだか」とか志らくの「談志のことば」とか、結構読ん…

京職人ブルース

137 「京職人ブルース」米原有二 京阪神エルマガジン社   蒔絵師、塗師、真田紐師、生地師、表具師、石工、足袋職人、鏡師、友禅職人、鬼師・…

聖地巡礼リターンズ

143 「聖地巡礼リターンズ 長崎、隠れキリシタンの里へ!」 内田樹×釈徹宗 東京書籍 「聖地巡礼」「聖地巡礼 Rising熊野紀行」に続く第三弾。今度は長崎…

最後の秘境 東京藝大 天才たちのカオスな日常

145「最後の秘境 東京藝大 天才たちのカオスな日常」二宮敦人 新潮社 筆者は普段は小説家らしい。私はその作品を読んだことはないが。妻が藝大生なのだそうだ。狭…

脳が壊れた

79 「脳が壊れた」鈴木大介 新潮新書   夫の購入本。面白かったと言うので読んでみたら、ものすごくいろんなことを考えるきっかけになった。 …

伊丹十三の本

97 「伊丹十三の本」 「考える人」編集部 編 新潮社   古書店で購入した本。ずっと積んであったが、このところ、図書館で借りるのを控えてい…