老嬢は今日も上機嫌

60       「老嬢は今日も上機嫌」 吉行和子 新潮文庫 言わずと知れた名女優。兄は文学者の吉行淳之介、妹は詩人の吉行理恵、母は美容家の吉行あぐりである。…

明日の記憶

54               「明日の記憶」 荻原浩 光文社 映画化されたらしいですね。主人公は渡辺謙さん、奥さんが樋口可南子さんで。うーん。これは、もし…

野の道往診 野の花ホスピスだより

「野の道往診」徳永進 NHK出版 26 「野の花ホスピスだより」徳永進 新潮社27 家族で図書館に行って、帰り道、それぞれに借りた本を見せ合ったら、夫も私も徳…

死にたい老人

202 「死にたい老人」 木谷恭介 幻冬舎新書 もう十分生きたから、83歳になったら、断食して、死ぬ、と決めた老人の、断食の記録。三回挑戦して失敗、四回目開始…

「老年症候群」の診察室

109 「老年症候群」の診察室 超高齢社会を生きる 大蔵 暢  朝日新聞出版 私は、離れて暮らす高齢の両親と毎日メールをやりとりしている。震災後、非常時の連絡…

ペコロスの母に会いに行く

29 「ペコロスの母に会いに行く」岡野雄一 西日本新聞社   伊藤比呂美さんの著作で知ったのだったかな。認知症で施設で暮らすお母さんについて…

55歳からのハローライフ

24 「55歳からのハローライフ」村上龍 幻冬舎   調べてみたら、NHKでドラマ化されていたのでした。で、もう再放送も終わっちゃってるのね…

徘徊タクシー

192 「徘徊タクシー」坂口恭平 新潮社   坂口恭平は、本気なんだか冗談なんだかわからないような夢みたいなことをホントにしちゃおうとする人…

ペコロスの母の玉手箱

201 「ペコロスの母の玉手箱」岡野雄一 朝日新聞出版 「ペコロスの母に会いに行く」の続編。お母様、お亡くなりになってしまったのですね。 長崎のお話だけに、時…

長いお別れ

139 「長いお別れ」中島京子 文藝春秋   若いとはなんと傲慢なことだろう、とこのごろ思う。別に責めてるわけじゃない。ただ、若者は、人は老…