私たちの星で

85 「私たちの星で」梨木香歩 諸岡カリーマ・エルサムニー 岩波書店 「椿宿の辺りでに」で煙に巻かれたような気分を味わってしまった梨木香歩だが、この本は読み応…

群像 追悼 橋本治

25 「群像 2019年4月号」より   講談社 追悼 橋本治 「自分という反ー根拠」   保坂和志 「言えなかったこと」    藤野千夜 …

君たちはどう生きるか

28 「君たちはどう生きるか」吉野源三郎 著 羽賀翔一 イラスト マガジンハウス 春ですねえ。息子夫婦があしかがフラワーパークに行くというので、そこで落ち合お…

はじめて学ぶみんなの政治

146 「図解 はじめて学ぶみんなの政治」浜崎絵梨訳 国分良成監修 晶文社   子ども向けの本だが、大人に読んでほしい。というか、いま、総理…

ザ・マンガホニャララ21世紀の漫画論

143 「ザ・マンガホニャララ 21世紀の漫画論」ブルボン小林 クラーケン 「マンガホニャララ・ロワイヤル」の続編である。週刊文春の連載2013年からの五年分…

誰のために法は生まれた

129 「誰のために法は生まれた」木場顕 朝日出版社   ローマ法を専門とする大学教授が、中高生を相手に、法律の授業を行う。先に、「近松物語…

マンガホニャララロワイヤル

131 「マンガホニャララロワイヤル」ブルボン小林 文藝春秋   十代後半から二十代において、私はディープな漫画読みであった。それは、子供時…

考えるための日本語入門

130 「考えるための日本語入門 文法と思考の海へ」井崎正敏 三省堂   子供の頃から、「考えるってどういうことだろう」という疑問があった。…

当事者研究

125 「当事者研究 等身大の〈わたし〉の発見と回復」 熊谷晋一郎 岩波書店 ものすごく時間をかけて読んだ。読んでどこまで理解できたかはわからない。これはいわ…

読むって、どんなこと?

91 「読むって、どんなこと? 「わたし」の言葉で考え抜け」 高橋源一郎 NHK出版   図書館で探したけれど、ない。ムック本なので、今、手…