デンマーク・イタリア旅行記3(ローマ篇2)

デンマーク・イタリア旅行記3(ローマ篇2)

2024年6月4日

翌日は、まず地下鉄でスペイン広場へ行く。

そこからてくてく歩いてトレビの泉へ向かう。途中、疲れると教会に入り、見学がてら座らせてもらって休む。立派な教会をいくつか見たけど、名前が分からない(苦笑)。

トレビの泉に到着。お約束通り後ろを向いてコインを投げる。

さて、そこからパンテオンまで歩く。パンテオンは天井がとにかく高い。ってかローマの建造物はほとんどがそうなんだけど、なんでこんなに高々と天井を盛り上げる?圧倒されるからかなあ。

そこから、ナヴォーナ広場へ。車が入らない広場に噴水がいくつもあって、観光客もわんさかいる。四大河の噴水は、ナイル川だけ本当に布をかぶっていた。

カラヴァッジョの絵があるというサン・ルイージ・デイ・フランチェージ教会が近くにあるので頑張って歩く。教会内部は薄暗くて、あんまりよく見えないけれど、いかにもカラヴァッジョらしい絵があった。

バスに乗って、国立近代美術館へ行く。クリムトやモネがいた。ずっと歴史の圧に耐え続けてきたので、なんだかちょっとほっとする私。

美術館は、中庭も美しかった。

お腹が空いた。ボルゲーゼ公園を突っ切って歩く。気持ちの良い公園で、幼稚園児の遠足らしき様子も見える。

たどり着いた先はお寿司屋さん。「いらっしゃいませ」と言われて膝の力が抜ける。おしぼりとお箸が出てきてものすごくほっとする。寿司ランチを注文。店長さんらしき人が、「今はマグロがないんだけど、いいですか?」と尋ねに来る。いいよ、そもそもそんなにマグロを貴んでいないので大丈夫。彼の話によると、塩野七生さんがご近所だそうで、たまに息子さんと食べに来られるとか。久しぶりの米と醤油との邂逅であった。

ずいぶん歩いて疲れたので、この日はこれにて終了。ホテルに戻り、夕食まで休憩したのだった。

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